工夫と改善、試行錯誤の日々
自転車

Brooks Swift chrome 逝く

シートレール破断

2021年4月に購入して3年間ほど使用していた「Brooks Swift Chrome」ですが、走行中にシートレールが破断してしまい、お亡くなりになりました。

実は、数カ月前に左側のシートレールも破断していて、シートポストとの固定位置をずらす形で何とか使用を継続していたのですが、今回は反対側の右側も破断・・・

サドル部分の革は全然綺麗な状態で、雨の日にはカバーをかけて使用するなどして丁寧に使用してきたつもりだったので、正直ショックが大きいです。

お小遣い制のサラリーマンとしてはBrooksのサドルはかなりの高級品です。高いけれど長持ちすればコスパは良いと思って購入したんですよね。10年くらい使えると思って買ったのですが、まさかシートレールが折れるとは・・・

3年間使用してみて

購入したのが2021年4月なので、使用期間は丁度3年間です。

そこで今回は3年間使用した感想をお伝えしたいと思います。

乗り心地

まず、よく言われているのが「乗り心地」ですね。

これは本当に良かったと思います。当初は使用している皆さんが言うようにお尻が痛くなります。革の表面も滑りやすいので、なかなかお尻の位置が定まらないという事もありますが徐々にそれらは解消していき乗り心地は良くなっていきます。

特に私が使用しているDAYTONA「DE-03」のような小口径車は、タイヤのスポークが短く路面からの衝撃を吸収しづらいため、Brooksのハンモック構造は乗り心地の改善には非常に効果的でした。

段差に乗り上げるときは少しお尻を浮かせているのですが、一般的なサドルでタイミングを失敗すると脳天まで衝撃が突き抜けるんですよね・・・こんな衝撃が毎日繰り返されたら身体に良くないのではないか?と思い始めたのがBrooksを購入したきっかけでもあります。

お手入れ

正直お手入れはあまりしませんでした。購入したときに付属していたクリームを半年に一回程度表面に塗布する程度。裏面に塗布する方もいらっしゃる様ですが、私は裏面には塗布は行いませんでした。特に問題なかったと思っています。缶に入っているクリームを買おうかと迷った時期もありましたが、結果的に買わなくて良かったと思っています。革製品のお手入れは好きなんですけどね。

雨の日は100均のフリーザーバッグの大きめのものをシートに被せて、その上からレインカバーを被せて使用していました。

使用頻度

使用頻度は、週5回片道11kmの通勤に使っていました。単純計算ですが、

22km(往復)×5(日)×52(週)×3(年)=17,160km

という事になりますね。これは長いのか短いのか・・・

ただ、革自体はまだまだ使える状態を維持していると思います。

失敗したかな?と思ったこと

革製品を使用する楽しみとして「経年変化」があると思うのですが、予想通りブラックは経年変化がわかりづらかったです。

色の変化などを楽しみたいのであればハニーやブラウンなどのカラーを選ぶと良いと思います。

次のサドルをどうするか

さて、サドルが壊れてしまったので次のサドルを選ばなければいけません。Swift Chrome自体の乗り心地などは不満がなかったため、「次もSwift Chromeだ!」と行きたいわけなのですが、調べてみると昨今の円安の影響で物凄く値上がりしているんですね。

当時は2万円ほどで購入したのですが、今では3万円近くになっています・・・

しかも3年間ほどで壊れてしまった事も考えると腰が引けます。10年くらい使えていたら迷わなかったかもしれませんが・・・

しかし、一般的なサドルを使用して衝撃を受け続けるのは正直厳しい。

うーん、どうするか・・・

迷った結果、

「BROOKS Cambium C17 All Weather マッドグリーン」にたどり着きました。

購入価格は19,800円なので、ギリギリ予算の範囲内という事にしておきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。