昨今の光熱費の高騰は、我々庶民にとっては頭の痛い問題ですよね。
特に電気代は2024年5月で政府の補助金もいったん終了するとの事で、6月以降値上げが確実です。
戸建てに住んでいて屋根に太陽光パネルを設置している方は影響を最小限に出来るかと思いますが、マンション住まいの方は私も含めてモロに値上げの影響を受けてしまいます。
そこで当記事では、私がマンションのベランダに太陽光パネルを設置して、ベランダで発電することで電気代の節約をを行っている方法についてご紹介したいと思います。
ベランダ発電のメリット・デメリット
ベランダに太陽光パネルを設置して発電を行うことによるメリット・デメリットをご紹介します・というか、太陽光パネルを設置することのメリットとデメリットですね。
- ・電気代の削減が期待できる。
- ・環境負荷を軽減することができる。
- ・災害時の備えになる。
1.電気代が削減できる
太陽光パネルを設置を設置することで発電できるので、発電量に応じて電気代の節約になります。
2.環境負荷を軽減することができる
わずかではありますが、CO2排出を削減し、地球温暖化防止に寄与します。
3.災害時の備えになる
これが一番のメリットのようにも感じています。災害時に電気が使用でき、スマートフォンなどへの充電が行えるのは大きな安心感を感じることが出来ます。
- ・初期費用がかかる。
- ・発電量は天候に左右される。
- ・設置するためのスペースが必要となる。
1.初期費用がかかる。
太陽光パネルやポータブル電源などの機器が必要なため、初期費用がかかります。
ポータブル電源や太陽光パネルは容量は発電量に応じて様々なサイズがありますが、基本的には容量が大きくなると比例して価格も高くなります。
2.発電量は天候に左右される。
太陽光発電全般に言えることですが、発電量は天候に左右されます。梅雨時期などはあまり期待できません。
3.設置するためのスペースが必要となる。
太陽光パネルをベランダに設置する事のデメリットで、これが一番大きなものかもしれません。太陽光パネルを設置するためのスペースが必要となります。戸建てであれば屋根に大量の太陽光パネルを設置する、と言ったことが可能ですが、ベランダではそのようなことが困難です。太陽光パネルを設置した分だけ、洗濯物を干すスペースが無くなります。
最低限必要なもの
ベランダ発電に必要な機器についてご紹介します。極端な話、以下の二つがあればベランダで発電できます。
・ポータブル電源
・太陽光パネル
1.ポータブル電源
発電した電気を充電して保存しておくものです。私のようにマンション住まいでは家庭用蓄電池などの導入は困難です。市販のポータブル電源を利用します。
2.太陽光パネル
太陽光を電気に変換するパネルです。基本的にはサイズが大きい方が発電量が多いです。
ベランダの日の当たる場所に太陽光パネルを設置し、ポータブル電源と接続すれば「ベランダ発電」は完成です。
設置事例
- ・ポータブル電源「BLUTTI AC200MAX」
- ・拡張バッテリー「BLUTTI B230」
- ・DC充電器「BLUETTI D050S」
- ・太陽光パネル「GW-E135A」
- ・架台「RENOGY レノジー ソーラーパネル架台」
- ・延長ケーブル「KINOKO mc4 延長ケーブル 5m ソーラーパネル延長ケーブル」
- ・逆流防止コネクタ「GWSOLAR MC4対応 逆流防止ダイオード付きコネクター」
私の場合、ポータブル電源を室内に設置し、太陽光パネルからのケーブルをエアコンのダクトを使用することで引き入れています。こうすることで、発電の際にポータブル電源を移動させる必要もなく、ポータブル電源の電源を入れるだけで発電した電気を充電してくれるようになります。
電気の使用法
せっかく発電しているのですから、作り出した電気は使わないと勿体ないです。
どのように使用するかは各個人で決めればよいと思いますが、生活の中で日常的に使用するものを太陽光パネルで発電した電気で賄ってみると、どの家電がどの程度電力を使用するかがわかるようになるので、いざという時の目安や節約に繋がるように思っています。
先日私は、ポータブル電源で洗濯機を動かして「洗濯から乾燥まで」を行ったところ、「洗濯のみ」と比較して10倍近い電力を使用することを知り愕然としました。
それ以来、毎日行っていた「洗濯から乾燥」を二日に一度にしています。
各家電が実際にどの程度の電力が使用しているかを認識しておくのは良いことだと思いますので、おススメです。
ちなみに私は、通勤に使用している電動自転車のバッテリーを可能な限りベランダ発電の電力で賄っています。
まとめ
以上、簡単にはなりますが、ベランダ発電についてご紹介しました。
私もそうだったのですが、最近は災害対策としてポータブル電源を購入されていえる方も多いかと思います。
ただ、せっかく高価なポータブル電源を購入したのですから、充電させたまま眠らせておくのは非常にもったいないです。
日常的に使用することで、いざという時にスムーズに使用できますし、いざ使おうと思ったら「ポータブル電源の充電量が少なくなっていた」なんてことも防ぐことが出来ます。
また、いざという時に「発電できる」というのは、とても心強いものですよ。
ぜひ、導入してみてください。
最後までお読みいただいてありがとうございました。