ホームセンターなどで販売している有孔ボードは、とても便利なので使用されている方も多くいらっしゃるかと思います。
私も工具の収納に使用したり、コレクションのディスプレイに使用したりと重宝していました。「魅せる収納」を簡単に実現できるので、本当におススメです。
先日ホームセンターでこの有孔ボードにフレームを作成できる「溝付角材」というものを見つけました。
これは角材に幅6mm深さ10mmの溝が入ったコの字型の角材で、好みの長さに切断して有孔ボードと組み合わせるだけで簡単にフレームが作成できるというものです。
実は以前から知ってはいたのですが、インターネットで買おうとすると結構高いので、断念していたのです。
それが近くのホームセンターで1820mmのものが1本600円ほどで売っていたので、思わず買ってしまいました。
そこで今回は有孔ボードのフレーム作成についてお伝えしたいと思います。
溝付角材
私が購入した溝付角材は「高さ25mm・幅20mm・長さ1820mm」で幅6mm・深さ10mmの溝が刻まれているものです。
近くのホームセンターで1本598円でした。
今回私は幅1400mm・高さ700mmの有孔ボードにフレームを作成しようと考えていたので、3本購入しました。
溝付角材切断
自宅にて溝付角材を必要な長さに切断します。
今回私は切断面を45°にして組み合わせたいと考えていました。
90°で切断して組み合わせると、どうしても溝が見えてしまいますからね。
切断する際の溝付角材の「長さ」についてなのですが、私はちょっと間違えてしまったので、図解したいと思います。
ちょっと考えればわかることなのですけどね・・・。
図を見ていただければわかるように、溝付角材で作成したいフレームの内側の長さは1400mmよりも短く、外側の長さは1400mmよりも長い状態となっています。
このような場合は、溝付角材の「溝」部分の長さが有孔ボードの長さと同じにする必要があります。
今回、私が購入した溝付角材の溝の深さは10mmです。溝部分の長さを1400mmとすると、45°でカットした場合は内側の長さは1380mmとなります。
溝付角材のカットでは「ソーガイド」を使うと便利です。
そこまでの精度はありませんが、自宅でDIYをする程度であれば必要十分だと思います。
今回初めて45°のカットに挑戦したのですが意外と大変だったので、ホームセンターなどで45°のカットをしてもらえるのであれば、お願いしても良いかと思います。
この手のソーガイドは45°のカットをしようとすると、鋸を斜めに操作しないとならないんですよね…
もしかしたらボックスタイプのソーガイドの方が使いやすいかもしれません。
着色と組み立て
カットが終わったら、好みの色で着色します。
今回私は「ブライワックス ラスティックパイン」で着色しました。
本当はジャコビアンが良かったのですが、在庫を切らしていて・・・
着色が終わったら、溝に木工用ボンドを入れて組み立てます。
完成
いかがでしょうか?
フレームを取り付ける前と比較して、見た目が引き締まりました。
固定している2×4材の存在がちょっとアレですけどね・・・
まとめ
今回は有孔ボードのフレームの作成についてお伝えしました。
やはり有孔ボードにフレームをつけると見た目も引き締まってインテリアとして馴染みやすくなると思います。
ただ、フレーム付きの有孔ボードを購入するとなるとそれなりに価格も上がってきてしまうのもまた事実。
溝付角材が近くのホームセンターで手に入るのであれば、比較的簡単にフレームを作ることが出来ます。ホームセンターでカットしてもらえるのであれば、組み合わせるだけなので、更に簡単です。
自作すれば色も好きな色で着色できるため、自分好みのものが作れるでしょう。
興味のある方はぜひ挑戦してみてください。
最後までお読みいただいてありがとうございました。