工夫と改善、試行錯誤の日々
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AKG K701 イヤーパッド交換

今回は「Geekria イヤーパッド Elite」を購入してAKG K-701のイヤーパッドを交換してみましたので、その顛末についてお伝えしたいと思います。

手順自体は、本来非常に簡単ですが、私の場合はイヤーパッドの経年劣化が著しく、若干の手間がかかりました。

イヤーパッドの経年劣化

いつ頃買ったのか覚えていないのですが、ヘッドホンはAKG K-701を使用しています。もともとデザインに一目ぼれしたのがきっかけです。

当初はとても値段が高く、とても手が出なかったのですが、急に値段が下がったので思わず買ってしまったのです。

で、それ以来使い続けていたのですが、気が付いたらイヤーパッドが加水分解でペタンコになっていたんですよね・・・

もはや何の機能も果たしていない感じ・・・
ホントにペタンコです。

でもまぁ音は聴けますし、外に持ち出すものでもないのでそのまま使い続けていたのです。しかし、今回デスクトップオーディオの更新の関係で色々とAmazonで調べていたら、たまたまイヤーパッドが交換できるというのを知ったので、交換してみようと思い立ったのです。

ベロア素材とシープスキンで迷う…

純正のイヤーパッドはペアで5,000円ほどするようですが、互換品だと半額くらいのようです。

別に私は純正に拘るわけでもないので、互換品一択となりました。

ただ、調べてみると、純正と同じようにベロア素材で作られたものとは別に合皮やシープスキンで作られたものもあるようです。

「革か…」

正直私は革とか大好きです。素材としても丈夫だと思っていますし、経年変化と言われる徐々に馴染んでいく感じなど、「長く使える」というイメージがあるんですよね。

まぁ、今回のイヤーパッドは中身の素材はベロア素材と同じでしょうから、シープスキンのイヤーパッドが長く使えるという訳にはならないと思いますが…

ベロア素材はペアで2,500円ほどですが、シープスキン4,500円ほどと、倍ほどの値段となります。

「うーん、迷う」

ひとしきり迷った後、結局シープスキンのイヤーパッドを購入しました。

値段が安いから互換品にしようとしていたのに、結局同じような値段のシープスキンタイプを購入してしまう…

こんな感じだからお金が貯まらないんだと思います…。

Amazonで「Geekria イヤーパッド Elite」 を購入

Geekria イヤーパッド Elite (4,444円)

購入した「Geekria イヤーパッド Elite」の他にも革素材を使用したイヤーパッドがあったのですが、比較的レビューが多く、値段も「シープスキンタイプとしては手頃」だったため、こちらの製品にしました。

内容物

内容物はイヤーパッド1セットと、眼鏡拭きのような布と案内?みたいなカードが入っていました。

イヤーパッド接触面
イヤーパッド取り付け面

イヤーパッド自体の作りは特に問題なく、縫製のほつれなどもみられません。

取り付けの構造も純正のイヤーパッドと同様です。

外す際は反時計回りにイヤーパッドを回せば簡単に外れますし、取り付ける際は本体の爪をイヤーパッドの取り付け部分に合わせて時計回りに回すことで、イヤーパッドが固定されます。

イヤーパッド交換

新しいイヤーパッドに交換するために、今まで取り付けられていた古いイヤーパッドを外します。

前述したようにイヤーパッドを反時計回りに回すことで簡単に外すことが出来ました。

・・・汚ったな・・・
・・・ボロボロです

思っていた以上に劣化が進んでおり、イヤーパッドの中のスポンジが変質して本体側にも張り付いてしまっています。

なんだかベタベタしますし、このまま新しいイヤーパッドを取り付けるのも気持ちが悪いので、とりあえず可能な範囲で綺麗にすることしました。

さっぱりしました

綿棒やウェットティッシュなどを使って変質してしまったスポンジを取り除きます。イヤーパッドを取り付けるツメの奥がなかなか綺麗にしづらくて苦労しました。

綺麗に掃除した上で新しいイヤーパッドを取り付けます。

取り付け自体は私は簡単に行うことが出来ました。

Amazonのレビューでは、「取り付ける際に苦労した」といった記述もありましたが、私の場合は比較的スムーズに本体のツメとイヤーパッドが固定され、特に苦労することはありませんでした。

この辺は個体差があるのかもしれませんね。

また、前後で「厚みの違いがある」といった記述もあったのですが、正直明確な違いが判らなかったため、縫い目が下に来るように取り付けました。

完成

生まれ変わりました!

グレーのイヤーパッドからブラックに変わったことで、見た目の印象がポップになりました。純正のグレーのイヤーパッドも良いと思いますが、ブラックもなかなか良いと思います。個人的にはブラックの方が好みです。

装着感については、今までが酷すぎたので雲泥の差ですね。

交換前はイヤーパッドが全く役目を果たしていなかったため、完全に頭頂部でバンドを受け止める形で使用していましたが、交換後はイヤーパッドで耳の周囲を支えられるようになり頭頂部の負担が減りました。

当然、首を左右に振ってもヘッドホンがずれることも少なくなりました。

音質に関しては・・・うーん、どうなんでしょうか?

今までの視聴環境が酷すぎたのでなかなか比較は難しいのですが、特に問題ないと思っています。Amazonのレビューでは「低音が弱くなる」と言った記述もあるようですが、もともと付属していたスポンジを使用することで改善が図れるようですね。

今度私も試してみたいと思います。

以上、AKG K701のイヤーパッドの交換についてお伝えしました。

今はもっと良いヘッドホンもたくさんあるとは思うのですが、気に入ったものを永く使い続けられるというのも気持ちが良いものです。

私と同じようにイヤーパッドが劣化して眠っているK701をお持ちの方はぜひ試してみてください。

最後までお読みいただいてありがとうございました。

Geekria イヤーパッド Elite 互換性 パッド アーカーゲー AKG K701, K702, Q701, Q702, K601, K612, K712, K400, K500 ヘッドホンに対応 パッド イヤー/イヤーカップ (シープスキン/ブラック)

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