工夫と改善、試行錯誤の日々
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デスクトップオーディオ選定中

前回の記事にて、今まで使用していたアンプKAF-7002を売却したとお伝えしましたが、それに伴い、「DAコンバーターを新調し、アンプとスピーカーは流用して使用する」というプランは消滅しました。

K`sシリーズ売却 先日DAコンバーター(DPF-7002)の故障に伴うオーディオ環境の更新についてお伝えしましたが、壊れてしまったとはいえ長年使用してき...

しかし、メインで使用していたスピーカー「ピュアモルトスピーカー S-A4SPT-VP」とヘッドホンアンプ「ラックスマン DA-100」は残っています。

その中でもヘッドホンアンプは今後も確実に使用するため、残留は確定しています。

それを踏まえて、プランとしては今まで使用していたスピーカーを使用するためにDAコンバーターとアンプを新調するか、アクティブスピーカーを新調するかの2択に絞られました。

今まで使っているスピーカーは気に入っていて使い続けたい気持ちも強いですが、アンプとDAコンバーターを揃えるとなると、机の上には「スピーカー」「アンプ」「DAコンバーター」「ヘッドホンアンプ」と様々な機器が設置される羽目になり、またゴチャゴチャとしてしまいそうです。

それに対して、アクティブスピーカーを導入するとヘッドホンアンプとアクティブスピーカーのみとなるため、机の上には最低限の機器のみとなるため、ある意味理想的です。

しかし、気になるアクティブスピーカーは、そこそこのお値段がします。

「うーん」

そんなことを考えながら、ふとヘッドホンアンプのDA-100を見た時です。

「!?」

「んっ?」

「なにこれ?DAコンバーターとして使えるの?」

そういえば「DPF-7002」が故障した時も問題点の切り分けの際に、DA-100経由でアンプに繋いだという経緯も思い出します。

当時はとりあえずアナログ出力があったため使用したのですが、そもそもの製品カテゴリーがDAコンバーターだったとは・・・

ヘッドホンアンプとして使用していた「DA-100」がDAコンバーターとしても使えるとなると話が少し変わってきます。

アンプのみを新調すれば良いこととなり、アクティブスピーカー導入プラント比較しても機器が一つ増えるのみで、机の上も比較的スッキリとしそうです。

それらのことも踏まえて、デスクトップオーディオ再構築のプランは

  • 1.アンプを新たに導入し「ピュアモルトスピーカー S-A4SPT-VP」を継続して使用していく
  • 2.アクティブスピーカーを新たに導入する

の2プランに絞り込まれました。

プラン1.アンプを新たに導入し「ピュアモルトスピーカー S-A4SPT-VP」を継続して使用していく

今まで使用しているスピーカー「ピュアモルトスピーカー S-A4SPT-VP」を使用するためにアンプを新たに導入するプランです。

もともと ピュアモルトスピーカーは、エンクロージャーにリアルウッドのオークを使用している点がとても気に入って購入したスピーカーでした。

だいたいこれくらいのサイズのスピーカーはエンクロージャーの材質にMDFを使用していることが多いと思っています。ピュアモルトスピーカーの製品説明では「樹齢100年超、ウイスキー熟成に50年以上使われた樽材で作るスピーカー」として紹介されており、なんだかリアルウッドの中でも希少な素材を使用している気になります。

もともと使用していた「Kenwood K‘sシリーズ」でもリアルウッドを使用した「LSF-777」とMDFを使用した「LSF-555」の2種類がありました。予算の都合で泣く泣く「LSF-555」にした経験があるものとしては、リアルウッドのスピーカーには憧れがあります。

そのため、ピュアモルトスピーカー使い続けられたら・・・という思いはあります。

このスピーカーを使用を継続するためにはアンプが必要となりますが、最近は中国のメーカーからも小型のアンプがたくさん出ていて、デザインもかわいいものが多いですね。

当初気になったのは「TOPPING」というシリーズでした。

DAコンバーターが必要だと考えていた際に知った製品ですが、デザインもシンプルで同じシリーズでDAコンバーターとアンプを揃えれば統一感も出そうです。

お値段も手ごろなのも良いですね。

しかし、アンプのみを新調すれば良くなった現在では、デザインの統一感は揃えらるわけもなく、購入候補としては「FOSTEX フォステクス パーソナル・アンプ ハイレゾ対応 AP20d」となりました。

理由としては「デザインがシンプル「小型」という点と、「比較的評判が良い」という点でした。少ないお小遣いでやってる身としては、複数の製品の聞き比べなどは出来ないため、なるべく失敗したくないわけです。

価格が先日売却した「K‘sシリーズ」の代金とあまり変わらないのも助かります。

このプランの考えられるデメリットとしては、

「机の上が多少ゴチャゴチャとしてしまいそう」な点と「スピーカーがハイレゾに対応していない」点です。

新たな機器としてアンプが増えるため、出来るだけ机の上をスッキリとさせたい身としては少し気になるところです。

また、(聴き分けられるかどうかは別として)ピュアモルトスピーカーはハイレゾに対応していません。せっかく新たな環境を構築するのであればハイレゾに対応してもらえていたら嬉しいというのが正直なところです。

プラン2.アクティブスピーカーを新たに導入する

アクティブスピーカーを新たに導入するプランです。

もともと何がきっかけでアクティブスピーカーの導入を検討し始めたかというと、「アクティブスピーカーは専用にチューニングされている」という文章をみてからでした。

パッシブスピーカーは様々な機器に接続することを前提としているが、アクティブスピーカーは搭載しているアンプやエンクロージャーなどが変更されないため、そのアクティブスピーカーに最適なチューニングがされている、と言った主旨のようでした。

「・・・なるほど」

なんだか説得感があるような気がします。

限られた小遣いでやっている身としては、最小構成で最大の効率が挙げられるのが理想です。パッシブスピーカーは色々と構成の妙を楽しめるというがメリットの一つだと思いますが、正直そこまでの余裕はありません。

調べていくうちに気になった製品のレビューに「30万クラスのシステムに匹敵する」なんて書いてあるのを見ると

「なにそれ?そんなに凄いの?」と興味が湧いてきます。

そのような中私が気になった製品は、「AIR PULSE A80」というアクティブスピーカーです。

リボン・トィータを搭載し、見た目も特徴的なところに魅力を感じました。

背面の端子類も質感高く見えます。

ピュアモルトスピーカーを売却すれば、実質的な負担額はプラン1と大差はありません。

ヘッドホンアンプは残す必要がありますが、机の上をスッキリとさせることもできます。

デメリット、というか懸念点としては(聴き分けられるかどうかは別として)音質です。

なんだかんだとピュアモルトスピーカーは当時一本4万円ほどでした。DAコンバーターとして使用するDA-100やアンプなども考えるとトータルで16万ほどのシステムです。

レビューに「30万クラスのシステムに匹敵する」とは書いてあったものの、やはりパッシブスピーカーの方が音質が良いような気もします。

また、MDFを使用しているのもピュアモルトスピーカーと比較すると気になる点ではあります(別にMDFが悪いと思っているわけではなく、好みの問題です)。

「はぁ~、迷う!」

なかなか決定打がなく、迷っています。