工夫と改善、試行錯誤の日々
ベランダ発電

充放電の制御を育てる 4

満充電したAC200MAXの放電のために洗濯機を使用することにしましたが、実際に使用した際のAC200MAXの残量についてお伝えしようと思います。

よくポータブル電源のレビューなどでは、搭載している容量から各家電がどのくらいの時間使えるのか?といった記載がありますが、実際に使用してみたらどうなのか?ということですね。

ただ、洗濯機の場合は、洗濯する衣類の重さなどで消費電力も変わってくると思いますし、機種や乾燥方法などでも違いがあると思います。

あくまでも一つの例として、参考にしていただければと思います。

使用機材

電源:Bluetti AC200MAX(バッテリー容量2048Wh)

洗濯機:Panasonic NA-LX125A

定格洗濯時75Wh
定格洗濯乾燥時(標準乾燥モード)960Wh

洗濯のみ(100%→96%)

まずは洗濯のみを行った場合です。

AC200MAXの返還効率を80%とした場合、約65Wh消費したというところでしょうか。この程度の消費であれば、非常時でも洗濯は出来るかもしれませんね(洗濯用の水を確保できるかどうかはわかりませんが…)

洗濯と乾燥(96%→50%)

次に洗濯から乾燥までを行った場合です。

96%から50%まで消費しています。ただし、画像右上の時間を見ていただければわかるように、残量の確認までにかなり時間がかかっています。これは洗濯機を稼働させてから寝てしまい、翌朝の朝に残量を確認したためです。そのため、実際の消費電力はもう少し少なくなるかもしれません。

その上で計算すると、AC200MAXの返還効率を80%とした場合、約753Wh消費した形になります。容量の半分近くを消費してしまうため、非常時に乾燥までを行うのはちょっと現実的ではないかもしれませんね。