工夫と改善、試行錯誤の日々
パソコン

REALFORCE R3S キーキャップ交換

先日、「REALFORCE R3S 失敗したか?」という記事にて、

「東プレ軸じゃなかったら、色々なキーキャップを取り付けることが出来るのに!」

「東プレ軸であったとしても、せめてUS配列だったら他のかっこよいキーボードも試せす事ができたのに!」

と、安易に日本語配列のキーボードを選んでしまった事に後悔している事をお伝えしましたが、買ってしまったものは仕方ありません。

REALFORCE R3S 失敗したか?「REALFORCE R3S キーボード 変荷重 日本語配列」を使用しており、打鍵感も大変気に入っています。しかしカスタマイズしようとしたときに選択肢があまりに少ないことを知ってしまい、今更考えていることをお伝えします。...

壊れたら新しいキーボードを買う、という選択肢もありますが、そこは耐久性が高いことで有名な静電容量無接点方式を採用しているREALFORCEです。

私程度の使用頻度では10年くらいは余裕で壊れないでしょう。

「せっかくREALFORCEという良いキーボードを購入したのに、このままモヤモヤとした気持ちをずっと抱えて暮らしていくのか・・・」

そんな風に考えて悩んでいたのですが、

「こうなったら出来ることをやってみよう!」と考え直しまして、

REALFORCE R3Sのキーキャップを交換し、お気に入りのキーボードに昇華させることで、このモヤモヤ感を吹き飛ばそうと決意したのでした。

純正の交換用キーキャップを購入

と、言いましても東プレ軸のキーキャップは選択肢が多くありません。

一部のキーキャップを交換しアクセントをつける、ということでしたらHKKBの「HHKBカラーキートップセット」という選択肢もアリなのですが、私が考えている一番の不満点は、かな文字が印字されていることでしたので、純正の交換用キーキャップを購入することとします。

ただ、ご存じの方も多いと思いますが、REALFORCE純正の交換用キーキャップはビビットなカラーリングのものが多いんですよね。

私としてはビビットなカラーリングのキーキャップは差し色として使用するのであれば、格好良いと思うのですが、全体的に使用するにはちょっと勇気がいります。

そうなると選択肢は「ホワイト」か「ダークグレイ」の2種類しかありません。

で、ホワイトも私が購入した元々のREALFORCE R3Sがブラックであるため、ある意味ビビットになってしまいそうです。

・・・結局「ダークグレー」一択という結論となりました。

10,000円以上する商品からか、結構立派なパッケージです。
ブリスターに129個のキーキャップとキープラーが同梱されています。
ダークグレーのキーキャップに濃さの違うダークグレーの印字がされています。
取扱説明書

私が使用しているREALFORCE R3Sはキーの数は112個なのですが、カラーキーキャップセットには129個のキーキャップが入っています。

なんでなんだろう?と疑問に思っていたのですが、「有線モデル」と「無線モデル」でキーキャップの印字が異なるキーがあるようですね。また、テンキーレスモデルの矢印キーも印字が異なる様子。

そのため、それぞれに合わせた印字がされたキーキャップが用意されています。

左が有線モデル用、右が無線モデル用

キーキャップ交換

早速、付属のキープラーを使用して今までのキーキャップを外していきます。

最初は緊張して無駄に慎重に行っていましたが、徐々にスピードが上がっていきました。

Enterキーなどの大きいなものはキープラーを引っ掛ける場所に迷いつつ順調に外していきます。

Enterキーは少し迷いました。
外し終わりました!

だいたい15分ほどでキーキャップを外し終わりました。

スペースキーは既存のものをそのままアクセントとしようと考えたので、外さずに残してあります。

全てのキーキャップを外し終えたので、有線モデルと無線モデル用のキーキャップを間違えないように注意しつつ新たなキーキャップを取り付けていきます。

「パチンパチン」と小気味よく取り付けられるので、気持ち良いです。

完成!

だいたいキーキャップを外す作業と合わせて40分ほどで交換し終えました。

作業自体は特に難しいこともないので、難易度は低いと思います。

Before
After

かな文字の印字が無くなったため、全体的にスッキリとした印象となりました。

ダークグレイのキーキャップにダークグレイの印字のため、印字がとても目立ちにくいです。

使用している感想としては、普段からキーキャップの印字を見ながらタイピングをしているわけではないのですが、視覚的なノイズが減ることで、気持ち的にとても楽になった印象があります。

悪く言えば「視認性が悪い」という事になるかと思いますが、個人的には無刻印モデルみたいで気に入っています。

「無刻印モデルに憧れるけど、ちょっと勇気が出ない」と言った方も、もしかしたらお試しとして良いかもしれません。

よく見ればきちんと印字を確認できますしね。

ぱっと見「無刻印モデル」のような印象も?

まとめ

以上、簡単ですが「REALFORCE カラーキーキャップ」の換装についてお伝えしました。

10,000円以上する商品なので、コストパフォーマンスは決して良いとは言えないと思いますが、見た目の印象をガラッと変えることが出来るので、キーキャップの交換自体は面白いと思います。

ただ、やはり東プレ軸のキーキャップは選択肢が少ないので、色々なキーキャップの交換を行いたい方は、CHERRY MXスイッチを採用しているキーボードの方が良いでしょう。

もしくはMX軸を採用している「REALFORCE GX1」でしょうか。

私のように通常のREALFORCEを購入してしまい、「それでもキーキャップを交換したい!」というちょっと変わった人は、ほぼ一択の選択肢となると思います。

キーキャップを交換したからと言ってタイピングが速くなるわけではないですし、良い文章が書けるようになるわけでもありませんが、交換後の満足度は異常に高いので、興味のある方はぜひお試しください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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今回、私が購入したのは「日本語配列 129キー かな無し ダークグレー 昇華印刷 フルキー」ですが、在庫がないことも多いみたいですね。リンクは54キーのものとなっていますので、ご注意ください。

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すごく悩んだHKKBのカラーキートップセットです。

一部のキーのみを変えたいのであれば、こちらも選択肢の一つとなると思います。