シートレール破断・・・その後
先日、BrooksBrooks Swift chromeのシートレール破断についてお伝えしましたが、その後の顛末や考えたことについてお伝えしたいと思います。
次のサドルとして「BROOKS Cambium C17 All Weather マッドグリーン」を注文したのですが、「新しいサドルが到着するまでどうするか?」という問題が出てきました。
色々と考えたのですが、とりあえずシートレールの固定位置をずらしてサドルを固定することで、到着までの数日間を乗り切ることとしました。
サドルを前方に移動
そこで、実際にサドルを前方に移動させてみたのですが、使用しているシートポスト「NITTO シートポスト S84」のヤグラは前後2ヵ所で固定するタイプであったため、意外としっかりと固定することが出来ました。
「おぉ、意外といける」
決しておススメはしませんが、破断部分の前後で固定されているため、あまり破断の影響は少ないように思います(もちろん多少の影響はあるとは思いますが)。
実際に走ってみても異音や不安定さなども感じることなく走行可能であったため、この状態で数日間乗り切ることとします。(その後なんの問題も出ないため、この状態のまま Swift chromeの使用を継続しています)
比較してみると・・・
今回改めてシートレールが破断した際のサドルの取り付け位置と、現在の取り付け位置を比較してみました。
上の画像が破断した際の取り付け位置となります。
当時私はできるだけ後方にサドルを配置したかったため、可能な範囲で一番後ろに配置していました。
画像でみてもわかるように、後方に配置することでヤグラとサドルの体重のかかる場所の位置が離れることとなります。
「あれ?これって結構な距離なんじゃない?・・・」
画像をみて思ってしまいました。
私は体重が63kgほどなのですが、てこの原理で考えると1cmサドルを後方へ配置することで相当な重さが余計に破断部分にかかることとなります。
段差などの衝撃があった場合はそれ以上の力がかかる可能性もあります。
「・・・うーん、これは折れちゃうかも・・・」
折れた当時は
「なんだよ!Brooks!」
とか思っていましたが、冷静に見てみると私の使用方法が悪かった気がしてきました・・・
まとめ
今回、破断したシートレールを改めて確認することで、折れてしまった原因の一つが判明した気がしました。
一応、サドルとシートポストの設定範囲内で取り付けていたのですが、あまりに後方へ取り付けるのは避けるのが無難なようです。
小さなフレームの自転車を使用した場合、サドルを後方へ設置したくなる方もいるかと思いますが、参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただいてありがとうございました。